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 館長の恐竜おもちゃ発掘記(ブログ)
恐竜おもちゃの博物館
恐竜倶楽部 No.431
 "恐竜おもちゃの博物館" は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。
 最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!


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恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)

Author:恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)
"恐竜おもちゃの博物館"は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!



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「恐竜おもちゃの博物館・本館」
こどもの国のティラノサウルス・ガオー君、最近の写真を野生児課長さんから頂きました! 佐野市こどもの国(栃木県佐野市)
群馬県太田市の竜内公園やジャパンスネークセンターの写真を送っていただいた野生児課長さんから、別の3か所の恐竜公園の写真を提供していただきました。

野生児課長さん、写真の提供、ありがとうございます!

写真提供は野生児課長 さん、コメントは館長が勝手に追加しています。


■ (栃木県佐野市)佐野市こどもの国

野生児課長さんから最近の恐竜公園の写真を頂きました!
写真提供:野生児課長 さん

野生児課長さんから最近の恐竜公園の写真を頂きました!
写真提供:野生児課長 さん

佐野市こどもの国のティラノサウルス・ガオー君、元気そうですね!

館長が訪問したのは2015年。もう8年も前なんだ!

このティラノサウルスには山梨県甲斐市の双葉水辺公園に兄弟がいるんですよ! 双子のティラノサウルス、山梨にいるふたばちゃんも見てあげてくださいね。 (山梨県甲斐市)双葉水辺公園のティラノサウルス・ふたばちゃん


館長
佐野市こどもの国(栃木県佐野市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 こどもの国のティラノサウルス・ガオー君、最近の写真を野生児課長さんから頂きました!

■ HP等:佐野市こどもの国
■ 所在地:栃木県佐野市堀米町579
■ 緯度経度:36.32871375657656, 139.5840705705835
■ 交通:東武佐野線・堀米駅から750m
■ 電話:0283-21-1515
■ 恐竜像:ティラノサウルス(親・ガオー君)、ティラノ子ども、タマゴ
■ Googleマップ:開く
■ ストリートビュー:開く


■恐竜おもちゃの博物館 TOP
■日本全国恐竜公園ガイド(全国版)
■日本全国恐竜公園ガイド(栃木県)佐野市こどもの国


次はどの恐竜公園を偵察に行くのか? 皆さんのお近くにも恐竜公園や恐竜オブジェがあったら、館長のメールまでデジカメ写真と情報をください! 皆さんからの恐竜公園情報も待ってます! 公園の場所や名前も教えてくださいね。情報はこちらへ




テーマ:恐竜おもちゃの発掘記 - ジャンル:趣味・実用


個人宅の庭先に置かれている大きなティラノサウルス、元気で安心しました! 熊谷の恐竜??(埼玉県熊谷市)
群馬県太田市の竜内公園やジャパンスネークセンターの写真を送っていただいた野生児課長さんから、別の3か所の恐竜公園の写真を提供していただきました。

野生児課長さん、写真の提供、ありがとうございます!

写真提供は野生児課長 さん、コメントは館長が勝手に追加しています。


■ (埼玉県熊谷市)熊谷の恐竜?? 

野生児課長さんから最近の恐竜公園の写真を頂きました!
写真提供:野生児課長 さん

野生児課長さんから最近の恐竜公園の写真を頂きました!
写真提供:野生児課長 さん

館長が熊谷の恐竜に会いに行ったのは2020年2月なので、3年前。そんなに昔ではないんだなぁ。

この恐竜像を見つけたきっかけはネット記事だったんですが、恐竜像を紹介する記事ではなく、たまたま別の目的でバスに乗っていた人が「バスの車内から恐竜みたいな像を見かけた」というコメントを見つけたことだったんです。

でもネット記事には恐竜を見かけた場所は書かれていなくて、その方が乗ったバスが通ったであろう道をGoogleマップのストリートビューで探しまくり、何日もかけてやっと場所を特定したんです。

で、次にはその場所まで実際に行ってみて、やっと本物のティラノサウルス像に会えたという思い出深い恐竜像なんです。

熊谷のティラノサウルスは個人のお宅の庭先にいろんな物が置かれている場所に置かれていて、建設会社の資材置き場っぽくもあり、物をたくさん集めている個人宅っぽくもあり、いずれにしても公園やお店などの施設ではないので、いつまでティラノサウルス像が元気でいるのか、かなり心配な状況ではありました。その時の訪問記はこちら

野生児課長 さんが会いに行って、ティラノサウルスの写真を送ってくれて、あのティラノサウルスが最近も元気に暮らしていることがわかり、ほっとしました。野生児課長さん、遠方まで行っていただき、ありがとうございました!


館長
熊谷の恐竜??(埼玉県熊谷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 個人宅の庭先に置かれている大きなティラノサウルス、元気で安心しました!

■ HP等:熊谷の恐竜??
■ 所在地:埼玉県熊谷市柿沼546-2
■ 緯度経度:36.16718845104422, 139.3844249550606
■ 交通:JR・熊谷駅から3.4km(バス便あり)、秩父鉄道・上熊谷駅から3.1 km
■ 恐竜像:ティラノサウルス
■ Googleマップ:開く
■ ストリートビュー:開く


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■日本全国恐竜公園ガイド(埼玉県)熊谷の恐竜??


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ブラキオサウルス親子の最近の写真を野生児課長さんから頂きました! 佐野市運動公園(栃木県佐野市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
群馬県太田市の竜内公園やジャパンスネークセンターの写真を送っていただいた野生児課長さんが、別の3か所の恐竜公園の写真を提供してくれました。

野生児課長さん、写真の提供、ありがとうございます!

写真提供は野生児課長 さん、コメントは館長が勝手に追加しています。


■ (栃木県佐野市)佐野市運動公園

野生児課長さんから最近の恐竜公園の写真を頂きました!
写真提供:野生児課長 さん

野生児課長さんから最近の恐竜公園の写真を頂きました!
写真提供:野生児課長 さん

佐野市運動公園の16mもある巨大ブラキオサウルス、堂々としていますね! 足元のタマゴと赤ちゃん恐竜も元気そう!

野生児課長さんから最近の恐竜公園の写真を頂きました!
写真提供:野生児課長 さん

このブラキオサウルスは1995年誕生なので、2023年で28才。足元の卵や赤ちゃん恐竜は1997年誕生なので26才。1993年に行った「こどもの街宣言」をきっかけに子どもたちにより楽しんで遊んでもらえるよう住宅・都市整備公団に委託して設置されたそうです。

館長がこのブラキオサウルスに会いに来たのは2017年、もう6年も経ったんだ! 時の流れは早いなぁ。その時は巨大ブラキオサウルスと足元の恐竜赤ちゃんやタマゴのほかに、公園内のちょっと離れた場所にアロサウルスとステゴサウルスもいたんです。でも、野生児課長さんによると、以前館長が訪問した時に見かけたアロサウルスとステゴサウルスは見当たらなかった、とのこと。ボロボロだったので、2体は天国に行っちゃったのかも知れませんね。残念です!


館長
佐野市運動公園(栃木県佐野市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 ブラキオサウルス親子の最近の写真を野生児課長さんから頂きました!

■ HP等:佐野市運動公園
■ 所在地:栃木県佐野市赤見町 佐野市運動公園
■ 緯度経度:36.353159224087456, 139.54723435906354
■ 交通:東武佐野線・吉水駅から3.4km
■ 電話:0283-25-0403
■ Googleマップ:開く
■ ストリートビュー:開く


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■日本全国恐竜公園ガイド(栃木県)佐野市運動公園


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三郷市ののどかな公園にGameTime社のベロキラプトルのスプリング遊具が1台あります! 吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
■ 埼玉県三郷市にある吉野ちびっ子広場に行ってみました!

・・・行ったのは2022年の9月ですけど。。。

三郷には昔よくイケアに買い物にきましたが、最近はとんとご無沙汰で、ずいぶん久しぶりに来ました。千葉県流山市から流山橋で江戸川を渡ったすぐのところに三郷駅があり、ここから、1.3kmのあたり、県道376号線から路地に入ったところに吉野ちびっ子広場があります。


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

到着したら、長方形の敷地でした。


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

入口の看板に公園の由来の説明が・・・
「この土地は、地主■■様のご厚意により広場として、市が無償で平成10年1月1日から平成14年12月31日まで5ケ年間お借りした土地ですから次のことを守って大切に使ってください。」

もとは個人の方の住宅地か農地だったのかな?


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

公園の入り口を入るとすぐ左手にゲームタイム社のスプリング遊具があります。紫色バージョン(GameTime Purple Dinosaur Adventure Mate)ですね。恐竜像はこれひとつです。


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

恐竜のほかにはオウムみたいな遊具、小さな穴が開いた遊具、昔懐かしいすべり台とブランコ、口を大きく開いたカバさん。


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
オウム?

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ゲームタイム社のスプリング遊具は人気なんですが、太陽光による色褪せが顕著で、新品の時は鮮やかや紫色か緑色なんですが、何年か公園に設置されると、茶色・黄色・黄土色などいろんな色に変身しちゃうんです。

それが原因なのかはわかりませんが、公園や遊具のリニューアルで別の遊具に取り替えられちゃうことも多くて、プラスチック製で長持ちしそうに見えるんですが、意外に絶滅危惧種だったりするんです。


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

チェーンでできたハシゴと穴があいた板? どうやって遊ぶのかな?


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

昔懐かしいすべり台ですね。


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ブランコの奥に大きく口を開いたカバ!


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

アメリカの公園遊具メーカー little tikes(リトルタイクス)社の製品で、「Harry the Hippo」。ここの公園のカバは青ですが、ほかにも黄色、緑などもあるようです。

カバの青い体の下、赤い床の部分をよ~く見ると、食道から始まる内臓が再現されているんですよ!


吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

訪問したのは秋だったので、公園全体に良いキンモクセイの香りがしていました!

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

・ ・ ・ ・ ・

吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

三郷市の公園一覧を見ると、この公園は「ちびっこ広場」という種類にまとめられる公園のひとつなんですね。

「ちびっこ広場」とはもしかしたら個人から提供された敷地に作られた公園で、提供者の名前がついた、いわばネーミングライツ的な公園なのかも。

・ ・ ・ ・ ・

館長
吉野ちびっ子広場(埼玉県三郷市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 三郷市ののどかな公園にGameTime社のベロキラプトルのスプリング遊具が1台あります!

■ HP等:吉野ちびっ子広場
■ 所在地:埼玉県三郷市岩野木40-1 吉野ちびっ子広場
■ 緯度経度:35.835355101983204, 139.87927371463886
■ 交通:三郷駅から1.3km、三郷中央駅から1.5km
■ 恐竜像:GameTime Purple Dinosaur Adventure Mate
■ Googleマップ:開く
■ ストリートビュー:開く


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■日本全国恐竜公園ガイド(埼玉県)吉野ちびっ子広場


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常磐線の七不思議、線路脇に見えるティラノサウルスとマンモス像に会いにいきました! 常磐線の線路脇にいる恐竜(茨城県日立市)
「常磐線が東海駅から大甕(おおみか)駅に向かう途中、久慈川を渡り、茂宮川を渡ったすぐ、進行方向の左側に恐竜やマンモスがいる!」  昔から常磐線を使う人たちの間でうわさがあった場所に行ってみました。


■ 場所は、常磐線 東海駅と大甕駅の間の線路脇・・・・

恐竜やマンモスのいる場所は道路から少し離れているのでGoogleマップに情報がなく、写真もありません。

先日のテレビ放送やGoogleマップの航空写真、いつも情報をたくさんいただくパトリックさんからも場所の情報をいただき、恐竜やマンモスは東海駅から大甕駅に向かう常磐線が茂宮川を渡った所から久慈街道踏切までの間の線路の左側の場所にいることが分かりました。

久慈街道踏切からだと目指す場所に行けそうな人が歩ける道があるようなので、久慈街道踏切から攻めてみました。


■ 久慈街道踏切から探検開始!

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

久慈街道踏切に到着


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

踏切から東海駅方向を見たところで、線路の部分は周りの土地よりも高く、高速道路のように続いています。

線路のずっと先に東海駅があり、向こうから走ってくる常磐線は久慈川を渡り、茂宮川を渡り、線路が大きく左に曲がり、この踏切を越えて大甕駅に向かいます。

不思議な恐竜やマンモスはこのあたりの線路の右側にいるはず!


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

線路脇に人なら通れる道があるので進んでみましょう。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

この辺りは踏み固められて道になってますね。地元の人たちが日常的に使っているようです。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ちょっと分かりにくいんですが、道がこの先で分岐します。なんとなく踏み固められていて右下の住宅地に続く道と、そのまままっすぐ進む細い道。まだ恐竜もマンモスも出てこないので、まっすぐ先に進みましょう!


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

あらら・・・・・。いっきに草ボウボウの空き地の中のけもの道みたいに!

ここから先は、ほとんど人が通らないようで道はより狭く、繁り放題の草は枯れて花粉がすごそう・・・。実は館長は高いところと虫が大の苦手なので、ここから先は覚悟がいる! ・・・恐竜に会いに行く目的がなければ絶対に来ない場所だなぁ・・・・。嫌だなぁ、入りたくないなぁ・・・・

気合いを入れて進んだら・・・・・


■ マンモスか???

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

一気に細くなったけもの道の右側にある木の下に、赤や青の大きな何かが木や草に埋もれている!
 

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

これがマンモスらしい!


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ここからは目を凝らして、想像力も使ってご覧ください。

中央の青色だか赤色だかのかたまりがマンモスの本体で、写真はマンモスの右側を前から見たポジションです。草に埋もれてほとんど見えないんですが、白っぽいキバのような物が右下に伸びています。 キバでなく鼻か?

かなり大きくて現代のゾウと同じくらいの大きなかな? ただしマンモスが建っている場所はがけの傾斜面みたいで、足元もよく見えないので、像の高さもよくわからず、これ以上近寄れません・・・。写真もこれしか撮れません・・・・。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ほかのネット記事の写真をもとに描いたマンモスのイラストがこちら。自然に埋もれていない頃はこんな感じだったようで、この姿がすぐ左横のフェンスの先を通過する常磐線車内からチラッと見えたんですね!

・ ・ ・ ・ ・

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

今はこんな感じなので、常磐線の車内からこの像を見つけるのは至難の業でしょう。


あたりに他の像は見当たらないので、先に進むか・・・。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ここから先はなお道が狭く、嫌だなぁ・・・。意を決して進むと・・・・


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

何やら恐竜らしいものが見えました。


■ ティラノサウルス発見!!!

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ティラノサウルスってこれですね。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

こちらはあまり草にはおおわれていませんが、素材そのものの劣化が進み、ボロボロ・・・。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

第一印象はミイラっぽい。かなり不気味です。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

内部は発泡スチロールで、そのまわりに何かが張り付けられ、何重にも塗装されているようなんですが、傷みが激しい。触れる勇気も、すぐ近くで見る勇気もないので、何でできているかはよくわからない・・・・。

像の大きさは長さ7m、高さ2mほど、実際のティラノサウルスの1/2~1/3ほどの大きさかな?


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

まだ元気だった頃のティラノサウスはこんな感じだったのでしょう!

・ ・ ・ ・ ・

ネット記事をいろいろ見たらほかにもステゴサウルスのような残骸やプテラノドンの残骸もあったらしいのですが、それらはどこにも見当たらない。ティラノサウルスがある場所から10mくらいはさらに先に進めるのですが、それから先はヤブをかき分けないと入れないので、断念してUターンします。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

入れた一番奥から、入ってきた久慈街道踏切方向を見たところ。ティラノサウルスがちょっと見えています。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ティラノサウルスを通り過すぎ・・・・


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

マンモスの前を通り過すぎ・・・・

道が分岐する所まで戻ったので、下の住宅地に行ってみました。


■ 海抜1mの土地と堤防の役目ももった常磐線の線路

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

この写真は住宅地に降りて、振り返って撮った写真。

奥の高くなっている所が常磐線の線路で、土の道の右側の先にマンモスやティラノ像があり、左の先に久慈街道踏切があります。中央の坂を下りると地元の住宅地になります。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

降りた先はのんびりした至って普通の住宅地。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

海抜1mの表示あり。

この場所は海(太平洋)からも近く、かつ、茂宮川の河原にも近い場所です。2011年の東日本大震災の時は津波が茂宮川を逆流し、周囲に大きな被害を出した場所のようです。

そういえば常磐線が明治時代に作られたとき、鉄道の線路の役目だけでなく、海からの水害を防ぐための堤防としての役目も持たせた、と聞いたことがあります。確かにこのあたりの常磐線の線路が通っている場所は周囲の土地から5mほど盛土され、長い堤防のようになっています。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

テレビでやっていた恐竜やマンモス像の作者さんのお家かな? きっとどなたも住まなくなってしばらくたっている感じです。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

住宅地から恐竜やマンモスがいる場所に行く道は他にはないようなので、降りてきた道を戻り、堤防の役目をしている常磐線の線路脇の道に戻りましょう。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

線路脇の道に登る途中、ヤブを見上げたら、薄っすらとマンモス像(赤丸の中)が見えてました。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

堤防の役目を持った常磐線線路脇の道に戻りましょう。


■ 探検終了!

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

久慈街道踏切に到着、探検終了です。

久慈街道踏切のすぐ横、久慈街道を整備したときにできた切通があり、地層が見えてます。

地元のアマチュア作者さんが恐竜やマンモス像を作って自分の土地に置いたのも、もしかしたらこんな太古の歴史を感じる地層からインスピレーションを得たのかも知れませんね・・・・・。

・ ・ ・ ・ ・

常磐線から見える不思議な恐竜像。どんどん朽ちていく途中で、まったく分からなくなる前に記録するため、会いに来ました。

ティラノサウルスは今でも常磐線車内から目視できそう! 東海駅と大甕駅の間で一瞬ですが見えるので、常磐線車内から探してみてください! 見えたらラッキー!


館長
常磐線の線路脇にいる恐竜(茨城県日立市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 常磐線の七不思議、線路脇に見えるティラノサウルスとマンモス像に会いにいきました!

■ HP等:常磐線の線路脇にいる恐竜
■ 所在地:茨城県日立市久慈町5丁目51-23 付近
■ 緯度経度:36.49280595728657, 140.607667134105
■ 交通:JR常磐線・大甕駅から2.9km
■ 恐竜像:手作りのティラノサウルスとマンモス
■ Googleマップ:開く


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■日本全国恐竜公園ガイド(全国版)
■日本全国恐竜公園ガイド(茨城県)常磐線の線路脇にいる恐竜


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恐竜が絶滅したようにジャパンスネークセンターの恐竜像たちも消えゆく運命なのか・・・。 ジャパンスネークセンター・大洞窟跡地?(群馬県太田市)
■ ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!

「25年くらい前と変わってません(笑)」 ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たちの写真を提供していただきました。

野生児課長さん、ありがとうございます。

写真提供は野生児課長さん、コメントは館長が勝手につけています。


■ スネークセンターになぜ恐竜がいるのか???

現在ジャパンスネークセンターがある敷地内に閉鎖された洞窟があります。この洞窟は1955(昭和30)年代に閉鎖されたかつての石切場です。

この石切場跡の洞窟は陶陶酒製造(株)が陶陶酒のタル貯蔵庫として使ったり、1965(昭和40)年にはアドベンチャーランドという恐竜テーマパークがオープン、「恐竜大洞窟」という名前のアトラクションで、恐竜や古生物の模型が飾られていました。

1990年代に落盤により「恐竜大洞窟」は閉鎖。アドベンチャーランドの恐竜大洞窟は廃墟状態&危険なので一般の人は入れませんが、恐竜大洞窟で展示されていた壁画や古生物像の一部は熱帯蛇類温室の2階で会うことができます。

館長は2015年に恐竜倶楽部の先輩たちとアドベンチャーランド恐竜大洞窟の跡を見に行ったのですが、あれから8年。どんな状況なのでしょうか???

以下は野生児課長 さんが送ってくれた最近の壁画や古生物像たち。基本的に以前のままですが、時間がたった分、傷んだりほこりが積もったり・・・今となっては昭和レトロでいい感じかも知れません。


■ アドベンチャーランド恐竜大洞窟の遺産、壁画や古生物像たち

ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

恐竜時代といえば火山は大噴火し、恐竜たちは叫びまくっています! まさに昭和レトロ! 時間が止まっていますね!


ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

暗雲立ち込める中、ティラノサウルスがほかの恐竜を狙っている!!!


ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

ゴジラみたいな直立姿勢のティラノサウルス。今どきのティラノサウルスだったら前傾姿勢で、獲物に飛び掛かる寸前のポーズが多いのですが、昭和レトロならこのポーズが標準です!


ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

ヴェロキラプトルかな? 手足両方にかぎ爪がつけられていますね・・・。

(追伸)
野生児課長 さんから「テリジノサウルス」と教えていただきました。 そう、そう、かつてのテリジノサウルスはこんな復元像(図)でした! やたらと長い鍵爪がついた腕の化石しか見つかっていなかった頃なので、全体像は全くの想像でしたね。でもほかに類を見ない強力な武器をもった恐竜テリジノサウルスはキャラクターとしても人気でした。


ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

恐竜時代の海の爬虫類、エラスモサウルス。福島県でフタバスズキリュウの化石が発見されたので、昔から日本では有名な古生物ですね。


ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

首が長いエラスモサウルスに対して、首が長くない海の猛獣・モササウルス。


■ 恐竜登場!!!

ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

相当な時代を感じるトリケラトプスですね。 発砲スチロールがベースで作られている像なんですが、洞窟の落盤事故で傷んだのか、あちこち折れていたり、パーツが取れたり・・・・かなり厳しい状態ですね。


ジャパンスネークセンターの最近の恐竜たち!
写真提供:野生児課長 さん

スチラコサウルス。以前から変わったデザインだなぁと思いましたが、当たり前ですが相変わらず変わったデザインですね。トリケラトプスがあちこち傷んでいるのに対してスチラコサウルスの方が保存状態が良いような感じですね。


■ 館長の訪問から8年・・・

時が経つのは早いですね。館長がジャパンスネークセンターを訪ねた2015年からもう8年も経ってしまいました。ジャパンスネークセンター・大洞窟の遺産たちにとっては特に変わることなく8年の歴史が追加されたようです。

2015年の訪問記: ジャパンスネークセンターにアドベンチャーランド時代の恐竜たちを探しに行きました!

恐竜たちがいた場所も現在はジャパンスネークセンターという蛇や蛇毒を研究するための施設なので、恐竜像の積極的な保護や大洞窟の復活は望むこともできず、これからもゆっくりですが確実に時間が過ぎていくのでしょう。 恐竜が絶滅したようにジャパンスネークセンターの恐竜像たちも消えゆく運命なのが、恐竜ファンとしては悲しいけれど、現実なんだなぁ・・・・・

改めて洞窟が石切り場だったこと、アドベンチャーランドのことなどを調べるきっかけにもなりました。アドベンチャーランドのオープン1965年ならば恐竜や古生物像も1965年製。であれば、恐竜公園や恐竜像の歴史的にはかなり初期に作られたもので、そういう意味では貴重です。

大半の像は壊れたり洞窟内に放置されたりして当時の状況を知ることは難しいのですが、「恐竜大洞窟」の閉鎖から約20年後にポンチハンターさんの訪問したネット記事があり、当時展示されていた恐竜や古生物像を感じることができます。

参考リンク:ポンチハンター:K洞窟(群馬県)

もう一度、ジャパンスネークセンターに行って、現存の古生物像たちに会いたくなりました!

野生児課長 さん、最近の恐竜像を見せていただき、ありがとうございます。久しぶりにジャパンスネークセンターの恐竜たちに会えてうれしかったです!


館長
ジャパンスネークセンター・大洞窟跡地?(群馬県太田市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 恐竜が絶滅したようにジャパンスネークセンターの恐竜像たちも消えゆく運命なのか・・・。

■ HP等:ジャパンスネークセンター・大洞窟跡地?
■ 所在地:群馬県太田市藪塚町3318
■ 緯度経度:36.362005970215705, 139.3220027947204
■ 交通:東武桐生線・藪塚駅から1.1km
■ 電話:0277-78-5193
■ 恐竜像:群馬アドベンチャーランドの生き残り、恐竜像たち
■ Googleマップ:開く
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■日本全国恐竜公園ガイド(群馬県)ジャパンスネークセンター・大洞窟跡地?


次はどの恐竜公園を偵察に行くのか? 皆さんのお近くにも恐竜公園や恐竜オブジェがあったら、館長のメールまでデジカメ写真と情報をください! 皆さんからの恐竜公園情報も待ってます! 公園の場所や名前も教えてくださいね。情報はこちらへ




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千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました。恐竜増えてた! BIG HOP(ビッグホップ)ガーデンモール印西(千葉県印西市)
■ 千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

ビッグホップには大きな観覧車があります。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

BIG HOPのシンボル、観覧車の「そらっぱ」♪

全長 50.8m、直径 42.8m、営業開始日 2007年9月28日、乗車人数 6人、ゴンドラの数 32基(車椅子対応2基) だそうです。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

観覧車を眺めているブラキオサウルス、元気でした!


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

観覧車に乗ってだんだん上がってくると恐竜の大きな顔が見えてきます!


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

かつては口がパクパクしたり動いていたらしいのですが、最近はとってもおとなしいです。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

ビッグホップに行ったのは平日の昼前だったので観覧車に乗るお客さんはなかなか現れず、ブラキオサウルスも観覧車のスタッフものんびりタイムでした。


■ 岩の上にはプテラノドン

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

最初にビッグホップに来た時、プテラノドンはまるで空を飛んでいたように商業施設の大きな屋根の上から釣り下がっていたんですが、いつしか岩の上に着陸していました。でも元気そうです!


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

プテラノドンの前にワイヤーがあり、かつてはここをボールが走り回っていたんです。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

ボールが走り回ったらプテラノドンも楽しいはずだったんですが・・・・・。


■ ボールが太い針金のコースを走り回る装置があるんです!

プテラノドンの前を通るワイヤーコースの出発点。子どもがハンドルを回すとボールが上に登り、ティラノサウルスヘッドからボールが走り出す楽しい仕掛け遊具・・・だったんです。

残念ながら数年前に故障してそれ以来ず~っと故障中です。

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

銀色のハンドルをくるくる回すと装置が動いてボールが発射されるんです。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

下からボールが登ってきて、テイラノサウルスの口が開くとボールがコースを走りだす・・・ワクワクする装置でした。

2010年に見たときはたくさんのこどもたちが並ぶ大人気装置でした!


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

残念ながら装置は故障してしまい、もう長いこと動かないオブジェになってしまいました。


■ 恐竜が増えてました!

ここの商業施設のテナントとして、ダイナソーアドベンチャー アドリーくんの恐竜大冒険が入ってました。

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

ウォークスルータイプの有料アトラクションです。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

前の通路にティラノサウルスが構えています。お客さんが近くに来るとほえて動き出します。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

2本指なのでティラノサウルスを作ったのでしょう。でも顔つきはちょっとちがうかな・・・


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

お店の前でティラノサウルスがガオガオ動いてました! ウォークスルータイプのアトラクションなんですが、今回は入口から中を眺めただけ。ちょっと一人では入る勇気がなくて・・・。


■ なによりブラキオサウルスが元気で良かったです!

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

コロナ禍で減ったお客さんも少しずつ回復してきたようですが、平日の商業施設はなかなかののんびりモード。

こどもの笑顔であふれるにはもう少し我慢がいるかも知れませんね。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

会いに行くまでは、ブラキオサウルスが凄く巨大と思っていたんですが、再会してみたら、あれ意外に小さ!

観覧車の半分よりも小さかった・・・・・。


千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

でも足だけでもこんなに大きいんです。観覧車の直径は42.8m、観覧車が大きいんだなぁ。

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました!

観覧車の営業開始日は2007年9月28日、ブラキオサウルスも同じ時期なのではないかと思います。

であれば、ブラキオサウルスは2023年で16年。そんなに古くはないけれど機械仕掛けで動くロボット恐竜なので事故が起こらないような予防策も必要でしょうから、ずっとこのまま長生き・・・というのは難しいような気がします。

観覧車に乗るとブラキオサウルスの顔に大接近が体験できます。

まだしばらくは大丈夫でしょうが、元気なうちに会いに来てね! 

館長
BIG HOP(ビッグホップ)ガーデンモール印西(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 千葉県印西市、恐竜がいる商業施設、ビッグホップにまた来ました。恐竜増えてた!

■ HP等:BIG HOP(ビッグホップ)ガーデンモール印西
■ 所在地:千葉県印西市原1-2
■ 緯度経度:35.8034285191206, 140.16135178529453
■ 交通:北総線・印西牧の原駅からすぐ
■ 電話:0476-40-7505
■ 恐竜像:観覧車前のブラキオサウルス、プテラノドン、ティラノヘッド
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■日本全国恐竜公園ガイド(千葉県)BIG HOP(ビッグホップ)ガーデンモール印西


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印旛沼をつなぐ印旛水路で発見されたナウマンゾウの親子復元像に会いに行きました! 双子公園(千葉県印西市) 
■ 双子公園にいるナウマンゾウの親子

双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

双子公園は県道佐倉印西線に面した場所にある公園で「双子公園」またの名を「印旛沼自転車道山田休憩所)」です。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

公園と言ってもこども向けの遊具は見当たらず、印旛沼のほとりの広場に高台とトイレがあるくらい・・・。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

トイレです。この建物の裏側の壁の落書きがバンクシー作では?と話題になったこともありました。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

高台の頂上に"あずまや"があり・・・・


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

頂上まで上ると印旛沼を望める展望台になっています。

大昔の関東平野は海水が入り込んだ内海になっていて、その後海面が下がったり、大きな川から流れ込んだ土砂で徐々に埋まり、だんだん陸地になり、霞ケ浦や印旛沼、手賀沼などが現在よりもずっと大きな湖や沼地として残ったようです。江戸時代の初めの印旛沼は現在の倍、面積が20平方キロメートルもあった閉じられた沼だったそうです。

その後の印旛沼は、水を東京湾に流す水路が作られたりして水が減り徐々に小さくなり、さらに戦後に農地を増やすために行われた印旛沼干拓工事で印旛沼は北印旛沼(5.1平方キロメートル)と西印旛沼(5.6平方キロメートル)の2つに分かれ、水を行き来させる人口の印旛水路(印旛捷水路)が作られたんです。

この印旛水路の工事現場からナウマンゾウの化石が発見されたんです。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

展望台から右手の眼下、青いフェンスの先に印旛水路、ピンク色の双子橋が見え、その手前に親子のナウマンゾウが見えます。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

「双子公園のナウマンゾウ像が傷んでいる」という記事を見て、早めに会いにきました。

確かに何かが壊れているようで、安全柵とロープで立ち入り禁止になってました。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ナウマンゾウの親は長さ3m 高さ2.5m、子ゾウは長さ 2m 高さ2m。おそらく生きていた時と同じくらいの大きさですね。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

親の左の牙が途中でねじられたのか、正面よりもずっと左側に向いていて、牙の内部構造が見えてしまっています。

像の周囲は柵とロープで立ち入り禁止になっていますが、牙以外はそんなに傷んではいないようなので、少し安心しました。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

現代のゾウよりも小さめのナウマンゾウですが、牙は長く、雄は2.4mにもなったとのこと。

その自慢の牙がグリンと曲がってしまっていました。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ほかに傷んでいるところがないか、ぐるっと一周みてみましょう。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

しっぽがかわいい!


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

像の足元に円柱型の説明版がありました。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】


ナウマン像について
一、今から約一万年前まではアジア大陸に生息していた。
一、最近では野尻湖(長野県)、北海道でも発掘されている。
一、印旛村で発掘された事から考えられることは、
イ.アジア大陸と陸続きであった。
ロ.発見された地層から沼地は当時からあった。
ハ.ナウマン像は水のみに沼に近寄り泥土にはまった。
以上のような事が考えられる。

と書かれています。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

壊れた牙のところから内部構造が見えます。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

牙の内部は鉄筋とグラスファイバー、外側は樹脂のFRP製法。一方、ボディーの外側はコンクリートのようなので、全体は鉄筋コンクリート・モルタル仕上げにFRP製の牙が組み合わさって作られています。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

コンクリート・モルタル仕上げのボディー


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ナウマンゾウの足元には指圧マットのように丸い石が埋められていました。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ナウマンゾウ親子像がいる双子公園は「現在位置」のところで、ナウマンゾウ親子像のバックに見えていたピンク色の橋が双子橋。印旛水路のさらに右側に山田橋があり、山田橋のたもとにナウマンゾウの説明パネルがあるというので、見に行ってみました。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

山田橋のたもとにあるナウマンゾウの説明パネル


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

昭和41(1966)年6月にナウマンゾウ化石が見つかったんですね!

この説明パネルには、ナウマンゾウ化石が見つかったのは印旛水路のさら右側にある市井橋付近と書かれています。

サイクリングロード上にナウマンゾウ化石発見地の記念碑があるのですが、印旛水路の岸が大規模に崩れてしまい、補修工事がまだ続いていてサイクリングロードが立ち入り禁止。化石発見地の記念碑は見ることができませんでした。残念!

・ ・ ・ ・ ・

双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

壊れているかもしれない・・・という噂があったので、早めに会いに行ったナウマンゾウ親子像でしたが、ねじ切れた牙以外はほぼ健康だったので、ちょっと安心しました。印旛水路で見つかったナウマンゾウ化石は当時の日本初のほぼ全身骨格で貴重なものだったので、ナウマンゾウ親子像も大事にされているようです。


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ナウマンゾウが暮らしていた当時も水辺だったらしい・・・

ナウマンゾウ親子はその頃からこんなふうにノンビリ過ごしていたのかも知れませんね!


双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】

ナウマンゾウ親子、これからもお元気で!


館長
双子公園(千葉県印西市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 印旛沼をつなぐ印旛水路で発見されたナウマンゾウの親子復元像に会いに行きました!

■ HP等:双子公園
■ 所在地:千葉県印西市山田干拓一区
■ 緯度経度:35.7601175430795, 140.22543905982076
■ 交通:北総鉄道・京成電鉄・印旛日本医大駅から4.5km
■ 恐竜像:ナウマンゾウ親子
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■日本全国恐竜公園ガイド(千葉県)双子公園


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5年ぶりの桜島自然恐竜公園の古生物たち、元気な姿に会えてうれしかったです! 桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)
■ 桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 
 
「日本全国恐竜公園ガイド(鹿児島県)」で紹介している「桜島自然恐竜公園」、最近の恐竜たちの写真をいただきました!

愛車で47都道府県制覇し全国の名所や撮影スポットと愛車のコラボ写真を撮影されているパトリックさん、ありがとうございます。

写真提供はパトリックさん、コメントは館長が勝手につけています。

■ 桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)とは

 鹿児島県の桜島にある公園で、アロサウルス、エダフォサウルス、ブロントサウルス、ディメトロドン、ディプロドクス、ステゴサウルス、プラテオサウルスの古生物7体がいます。桜島の噴火が恐竜時代のイメージにピッタリです!

 1975(昭和50)年4月に桜島自然公園として開設し、その後、1984(昭和59)年7月22日に恐竜模型設置により桜島自然恐竜公園に改名=恐竜の誕生日と判明、恐竜たちのメーカーについては記録が見つかりませんでしたが、作品の姿からみて日東商事の作品ですね。

 館長が訪問したのは2018年。パトリックさんから2023年の恐竜たちの写真をいただきました!


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

(1頭目) 公園に到着すると一番に目に入るのがこのアロサウルス。独特なデザインなので、桜島自然恐竜公園の目印でもあります。


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

(2頭目) 入口に近い場所にいるエダホサウルス。全長3m。ほぼ実物大です。

恐竜よりもずっと古い時代、ペルム紀にいた生き物。日東商事ほか初期の恐竜公園には”地球の歴史が勉強できる施設にする”というコンセプトがあり、桜島自然恐竜公園でも恐竜以外の古生物が登場しています。


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

(3頭目) 桜島自然恐竜公園、最大の恐竜像、ディプロドクス。長さ20m、高さ12mもあり、圧倒的な存在感です。

胸のところに入口があり、胴体を抜けてしっぽからすべり降りる遊び付きです。日東商事には”恐竜像といえども公園に置くのだから楽しく遊べる遊具であるべき”というコンセプトもあったようです。


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

(4頭目) ペルム紀にいたディメトロドン。ディメトロドンは肉食で、エダホサウルスは植物食。ディメトロドンはエダホサウルスを獲物にしていたらしく、恐竜や古生物の図鑑にはだいたいペアで載っています。

実際のディメトロドンは3~4mで、エダホサウルスと同じような大きさなんですが、なぜか恐竜公園では10m超えの超大物になっていることが多いです。これも日東商事が考え出したデザインなのかも。


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

(5頭目) 桜島自然恐竜公園の奥のほう、芝生の広大な広場の端っこにいるのがプラテオサウルス。

プラテオサウルスは最近ではあまり有名な恐竜ではありませんが、三畳紀後期に誕生した初期の恐竜。ヨーロッパで化石がたくさん見つかったことで研究も進み、図鑑などでも初期の恐竜として紹介される有名な恐竜でした。だから恐竜公園の像のひとつとしてさかんに選ばれたのですね。

プラテオサウルスは芝生の広大な広場の右奥にいるんですが、左奥には木陰にステゴサウルス(6頭目)もいたんです。

今日は欠席です!


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

(7頭目) 最後に登場がブロントサウルス(アパトサウルス)です。実際のブロントサウルスの大人は20m近い巨体なのですが、桜島自然恐竜公園のブロントサウルスは実物よりもずいぶん小さく9mです。まあ恐竜像としては9mあるので、大きいのですが・・・・ 


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

そして木製恐竜遊具。アスレチックになっていて、子どもに大人気です。


2023年の桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
写真提供:パトリック さん

高~いところにあるディプロドクスの顔。モグモグはっぱを食べてます。

・ ・ ・ ・ ・

館長が会いにいったのが2018年なので、もう5年もたったのか・・・・・。パトリックさんから写真をいただき、恐竜たちの元気な姿に会えてうれしかったです!

パトリックさん、ありがとうございました。


館長
桜島自然恐竜公園(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 5年ぶりの桜島自然恐竜公園の古生物たち、元気な姿に会えてうれしかったです!

■ HP等:桜島自然恐竜公園
■ 所在地:鹿児島県鹿児島市桜島横山町251
■ 緯度経度:31.593796003421684, 130.6021236280136
■ 交通:桜島港から700m
■ 電話:099-216-1366
■ 恐竜像:アロサウルス、エダフォサウルス、ディプロドクス、ディメトロドン、ステゴサウルス、プラテオサウルス、ブロントサウルス、木製恐竜遊具
■ Googleマップ:開く
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■日本全国恐竜公園ガイド(鹿児島)桜島自然恐竜公園


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2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス パトリックさんから写真をいただきました!
■ 2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス!

鹿児島県立博物館に展示されているアロサウルスやカンプトサウルスですが、館長が会いに行ったのは2016年と2018年。

全国を愛車で巡り、愛車と観光名所や恐竜像とのコラボ写真を撮っているパトリックさん。鹿児島県立博物館に行ったとのことで、2023年のアロサウルス&カンプトサウルスの写真をいただきました。恐竜も元気そう!


2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス
写真提供:パトリック さん

鹿児島県立博物館は展示室が2つのビルに分かれていて、恐竜化石の展示があるのは、別館(宝山ホール4階)です。

宝山ホールはクラシックやポピュラーのコンサート、演劇や式典、講演会等多目的に使える1500人が入れるホールで、この建物の4階に鹿児島県立博物館の化石展示室があります。


2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス
写真提供:パトリック さん

小川勇吉さんがポケットマネーで寄付してくれたアロサウルス。小川勇吉さんは合計3体もの恐竜の全身骨格を日本のこどもたちのために寄付してくれたんです。最初の1体は国立科学博物館に。これが日本で初めての恐竜全身骨格で、いまでも国立科学博物館に展示されています。

2体目と3体目はアロサウルスとカンプトサウルスで1966(昭和41)年から現在まで鹿児島県立博物館に展示されているもの。

当時建設中だった鹿児島県文化センターに恐竜化石2体と古生物化石収集の精選全部を寄贈してくれたんです。


2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス
写真提供:パトリック さん

肉食恐竜アロサウルスにに狙われて、身構えている植物食恐竜カンプトサウルス。


2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス
写真提供:パトリック さん

小川勇吉さんが寄付してくれた恐竜3体の話は東京でも鹿児島でもあまり知られていないんです。もっと小川勇吉さんが恐竜ファンに残してくれたことを知りたいですね。

かつてアロサウルスは当時の肉食恐竜の復元は二本足としっぽで体を支えて上体を起こしている姿が一般的でした。鹿児島県立博物館のアロサウルスも鹿児島に来てから長い間上体を起こしたスタイルでしたが、2012(平成24)年4月にその後の研究成果を取り入れた背骨がほぼ水平になっている復元スタイルに組み変えられました。


2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス
写真提供:パトリック さん

小川勇吉さんが2体目3体目の恐竜を鹿児島県に寄贈するときに支援したのが画家の八島さん。当時の話が取り上げられている新聞が展示されていますが、小川勇吉さんが寄付した恐竜3体を小川さん自身が発掘したように書かれていて、ちょっと誤解が含まれていますね。

小川さんも化石マニアで発掘もしていたし、コレクションの中の素晴らしい化石は恐竜全身骨格と一緒に寄贈されたんですが、恐竜全身骨格は研究者が発掘したものを小川さんが買い付けて寄贈してくれたものです。


2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス
写真提供:パトリック さん

現在はヴェロキラプトルの全身骨格も展示されているんですね!

・ ・ ・ ・ ・

鹿児島にはなかなか行けないので、パトリックさんが訪問し写真を撮ってきてくれたので、2023年の姿に会えてうれしかったです。

パトリックさん、写真ありがとうございました!


館長
鹿児島県立博物館(宝山ホール4階)(鹿児島県鹿児島市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 2023年の鹿児島県立博物館のアロサウルス&カンプトサウルス パトリックさんから写真をいただきました!

■ HP等:鹿児島県立博物館(宝山ホール4階)
■ 所在地:鹿児島県鹿児島市山下町5-3
■ 緯度経度:31.595035361882857, 130.55476176077005
■ 交通:鹿児島市電・天文館通停留所から500m
■ 電話:099-223-6050
■ 恐竜像:小川勇吉さんが寄贈したアロサウルス、カンプトサウルス
■ Googleマップ:開く
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