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 館長の恐竜おもちゃ発掘記(ブログ)
恐竜おもちゃの博物館
恐竜倶楽部 No.431
 "恐竜おもちゃの博物館" は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。
 最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!


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恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)

Author:恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)
"恐竜おもちゃの博物館"は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!



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「恐竜おもちゃの博物館・本館」
水戸市森林公園 恐竜の森 オープン当初の8体が判明! すごい人気だったようで、観光集客、大成功!!!
 水戸市森林公園の恐竜の森に関するブログ、前回の記事で、1982年(昭和57年)10月24日に恐竜8体の”怪獣の森”がオープンするという新聞記事があったということを書いたのですが・・・・

 ■ ”怪獣の森”が 1982年(昭和57年)10月24日にオープン!

 水戸市森林公園 「恐竜の森」の過去・・・・・古生物や恐竜たちは”怪獣”だった!

■ 実物大の恐竜 八体勢ぞろい 水戸市森林公園に怪獣の森あす開園
 中生代の王者・恐竜八体を実物大に再現した水戸市森林公園の「怪獣の森」があす二十四日オープンする。
 怪獣の森ができるのは、同公園前沢地区の子供の広場付近。ディプロドクス、ステゴサウルスなどの恐竜(強化プラスチック製)八体を配置。恐竜の体内に入って遊べるものもある。オープン式は二十四日午前十一時から。和田市長、地元の山根小児童らがテープカットする。
 同市はオープン当初の日曜、祭日は秋の行楽シーズンと重なることから、混雑を予想、マイカーは高速道路土取り場(谷津町)を駐車場にし、そこからバス(有料)利用とする。また水戸駅、赤塚駅から森林公園(怪獣の森)行きのバスも運行する。

いはらき縮刷版 昭和57年10月版から

水戸市森林公園 恐竜の森 オープン時の広報記事
2021年現在の森林公園MAP

水戸市森林公園 恐竜の森 オープン時の広報記事
森林公園MAP
(恐竜像の部分のアップ)
現在の古生物像は14体

 現在は創作恐竜をふくめて14体あるので、オープン当初の8体はどの恐竜だったのか? なぜ恐竜公園を作ったのかが、新たな疑問でした。


■ 水戸市立中央図書館に保管されている水戸市の広報誌”水戸市政だより”に当時の記事を発見!!!

水戸市森林公園 恐竜の森 オープン時の広報記事

■ 森林公園に恐竜あらわる!
 10月24日(日)「怪獣の森」オープン
 市民の皆さんから、自然とのふれあいの場として親しまれています森林公園に、新たに遊びながら学べる場「怪獣の森」がお目見えします。
 体長18メートルの巨大なディプロドクスなど、2億5000万年から1億4000万年前にかけ地球上に生息した恐竜8体を、そっくりに復活しました。
 森林公園は、自然木がうっそうと生い茂った地形で、恐竜のイメージにぴったりです。
 私たちは、この失われた恐竜を空想的な絵でしか見ることができませんでした。復活した恐竜をぜひご覧ください。そして太古の世界を想像してみてはいかがですか。(中略)

 設置される恐竜
 (古生代) ①セイムリア、②エダホサウルス、③ディメトロドン
 (三畳紀) ④プラテオサウルス
 (ジュラ紀) ⑤アロサウルス、⑥ブロントサウルス、⑦ディプロドクス、⑧ステゴサウルス  

1982.10.15 水戸市政だより
森林公園に恐竜あらわる!

 この記事でオープン当初の8体が判明しました! ティラノサウルスは1期生でなかったんですね!
 意外でした。


■ 怪獣の森は当時の水戸市の一大事業だった!

水戸市森林公園 恐竜の森 オープン時の広報記事
1982.11.1 水戸市政だより
怪獣の森_森林公園オープン
市政だよりの表紙が怪獣の森!!!
 
 水戸市森林公園は1968年(昭和43年)に”明治100年”を記念し、森林公園の整備を開始、その後段階的に施設が整備される中、1982年度(昭和57年度)の水戸市の予算・商工費の観光費 約5000万円で公園の藤棚、アスレチック遊具、擁壁工事、巨大遊具8体、説明板・案内板23基、植栽工事、駐車場整備工事などが行われたのでした。
 
 教育予算でなく”観光費”なので、教育施設を作るというよりも、森林公園という自然豊かな施設に恐竜を追加して、”多くの人に遊びに来てもらいたい”という目的で作られたみたいです。


■ オープンした怪獣の森にすごい人数が押し寄せた!!!

水戸市森林公園 恐竜の森 オープン時の広報記事
1983.3.15 水戸市政だより
怪獣の森行 交通の案内

 水戸市森林公園は水戸の中心地から15kmほど離れた場所で、オープンに合わせて臨時のバス便や臨時駐車場も用意されていて、オープンした恐竜の森に大勢の人が押し寄せたみたいで大盛況。大混雑がしばらく続いたようです。

 マイカー利用者も臨時駐車場に車を停めて、そこから送迎バスで恐竜に会いに行く仕組みだったようで、観光集客、大成功だったようです!!!

■ 1983年(昭和58年)7月、市政だよりの見開き2ページに怪獣の森の案内!!

水戸市森林公園 恐竜の森 オープン時の広報記事
1983.7.1 水戸市政だより
森林公園を散策してみよう

 7月の時点では恐竜はまだ8体ですね。


■ 1983年(昭和58年)10月に2期生・6体が追加される!!

水戸市森林公園 恐竜の森 オープン時の広報記事
1983.10.1 水戸市政だより
新しい恐竜たちもよろしく

 怪獣の森に恐竜たちが6体も追加され、現在の14体の配置になりました。

 2期生で追加されたのは、ティラノサウルス、トリケラトプス、アンキロサウルス、トラコドン、マンモスの古生物5体と、創作(空想)怪獣1体の合計6体。

 創作(空想)怪獣は地元の幼児・小学生が対象の創作(空想)怪獣コンテストが開催され、最優秀作品となった岡田茂さんの作品”イボゴン”が体長3mの怪獣に拡大されて設置! 作者の名前が説明版に書かれていて、すごい記念になりますよね。水戸市も粋なことをやりました。今でも”イボゴン”はユニークな姿でちびっこに人気です。

・ ・ ・ ・ ・

 オープン当初の情報が分かり、すっきりしたところで、最近の恐竜の森の写真は次回にて!
 水戸市森林公園の恐竜たち、いつまでもお元気で!!!

館長
水戸市森林公園 恐竜の森 オープン当初の8体が判明! すごに人気だったようで、観光集客、大成功!!!

■ 施設名:水戸市森林公園
■ 所在地:茨城県水戸市木葉下町588-1
■ 交通:JR水戸駅から12.8km(バス便あり)
■ 恐竜像:古生物13体+創作怪獣1体

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次はどの恐竜公園を偵察に行くのか? 皆さんのお近くにも恐竜公園や恐竜オブジェがあったら、館長のメールまでデジカメ写真と情報をください! 皆さんからの恐竜公園情報も待ってます! 公園の場所や名前も教えてくださいね。情報はこちらへ



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テーマ:恐竜おもちゃの発掘記 - ジャンル:趣味・実用