■　ピラミッドみたいな沖縄県立博物館・美術館！


沖縄県立博物館・美術館
愛称　おきみゅーに到着




入るとすぐに沖縄っぽい建物があります。
日かげがうれしい休憩コーナー

建物の中はきれいで涼しい！　館内は基本的に撮影禁止ですが、自然史コーナーだけはＯＫです。

■　日本人のルーツ？　港川人登場！


自然史コーナーの入り口
気になるのは
正面に見える
人の姿・・・・



湊川人の復元モデル。2007年版（右側）と2014年版（左側）の２種類あって、訪問したときは立体の2007年版はお出かけ中でパネルでした（残念！）


2007年版は
原始人的なイメージ？



2014年版は発掘された化石により忠実な感じなのかな・・・　やせた小柄な男性で、海の幸を捕まえてうれしそうにほほえんでいます。　手前のガラスがピカピカ光って、うまく写真が撮れません・・・・

■　港川人化石たち　登場！

沖縄県立博物館では発掘された湊川人１号～４号が、人の形に合わせて発見された化石が部位が展示されているので、どこの骨なのかわかりやすい。


１号

左下にあるのが
湊川人が発見された
港川フィッシャー（岩の割れ目）
の模型


左から２号、３号、４号


ほかにも、人骨いろいろ・・・・

沖縄からは各地で化石人骨が発見されています。

日本は酸性土壌のところが多いので化石人骨は分解されてしまうことが多いのですが、沖縄は石灰岩のおかげで土壌がアルカリ性であることが多く、骨の保存に適しているとか。石灰岩のアルカリ性効果で沖縄には化石人骨が保存されているので、発見につながっているんですね。

■　日本の恐竜研究の重鎮、長谷川先生の哺乳類の化石コレクション！


展示物を見ていたら、
新生代の哺乳類の化石が・・・

長谷川コレクション・・・って、日本の恐竜研究の重鎮、群馬県立自然史博物館の長谷川善和博士のコレクションじゃないですか！　恐竜倶楽部の大先輩でもある長谷川先生の研究成果と会うことができました。


リュウキュウムカシキョン

・　・　・　・　・

■　小さな人たちが登場する縄文時代の沖縄のジオラマ

一番のお気に入りは縄文時代の沖縄のジオラマ。小さな縄文人たちが日常生活をしている風景を上空からのんびり眺める、みたいな楽しさです。国立科学博物館に展示されているリアルサイズの縄文人たちと同じポーズの人形もいますね。








縄文人が同じ場所に
貝殻を捨てるから、
やがて貝塚に・・・



沖縄県立博物館・美術館には恐竜展示はありませんが、今まで詳しく知らなかった沖縄の自然史や歴史を多くの展示物や説明を見て勉強できる施設です。タクシーの運転手さんも絶賛おすすめで、沖縄本島に行ったら、ぜひ見学してみてくださいね。


湊川人さん
また会いにくるまでお元気で！

（訪問したのは2018年3月です）

１万８千年前の日本人のルーツなのか？　沖縄県立博物館・美術館の港川人たちに会いに行ってきました！ ■　施設名：沖縄県立博物館・美術館 ■　所在地：沖縄県那覇市おもろまち3-1-1 ■　交通：ゆいレール・おもろまち駅から800ｍ

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