1990年オープンの笠岡市カブトガニ博物館に恐竜公園が併設され７種10体の恐竜像が設置されている。東大名誉教授・濱田隆士博士、コロラド大のロバート・T・バッカー博士、カルフォルニア大のジョージ・L・キャリソン博士の3名によって検討され作られた恐竜像！

ティラノとプテラノドンとアパトサウルスはダイナメーション社のオリジナル、３体以外は荒木一成さんが原型を作成、製作はすべてダイナメーション・インターナショナル社だそうです。

（岡山県笠岡市）カブトガニ博物館のアパトサウルス

■　File No. 033_0048_003
■　施設名：カブトガニ博物館
■　所在地：岡山県笠岡市横島1946-2
■　交　通：JR山陽本線・笠岡駅から3.9km
■　恐竜名：アパトサウルス
■　グループ：
■　誕　生：1990年
■　絶　滅：
■　撮影日：2016/1/23
■　撮影者：恐竜おもちゃの博物館



大きなおしりの後姿が見えてきた・・・



堂々としたアパトサウルスのお出ましです。それ以前の古い再現スタイルから生き物らしくなってきましたが、まだしっぽは引きずっていますね。

体の上側は濃い色、下側は薄い色に加えて、コゲ茶のアクセントライン！　カラーリングが特徴的ですね。



最近の再現では首からしっぽの先までが真っすぐになっているので、しっぽが地面についているのが、ちょっと違和感ありです。



説明版では、「ブロントサウルとも呼ばれるがアパトサウルスが正しい」とありますが、この恐竜たちが作られた当時はこの学説が有力でしたが・・・・その後・・・・



池の向こう岸にアパトサウルスがいるので、池に移った逆さアパトサウルスがおもしろい！
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この恐竜像が作られた1990年代の学者たちの見解としては、ブロントサウルとアパトサウルスは同じ種の化石に別々の名前がついたいたので、命名のルールに従い「ブロントサウルス」よりも先に命名された「アパトサウルス」が正しい名前であるという、この説明の通りの認識が支配的でした。

が、2015年頃、「確かに頭骨は似ているが、骨格全体を比較すると、ブロントサウルスとアパトサウルスの化石の間には別の種といえるくらい違いがあるのだ！」という説が出され、別の恐竜としてブロントサウルスの名前は復活と主張する学者も出てきています。

今のところ、一緒の恐竜なのか別々の恐竜なのかは、今後の研究にかかっているというのが正解でしょうか・・・

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