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 館長の恐竜おもちゃ発掘記(ブログ)
恐竜おもちゃの博物館
恐竜倶楽部 No.431
 "恐竜おもちゃの博物館" は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。
 最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!


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恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)

Author:恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)
"恐竜おもちゃの博物館"は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!



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「恐竜おもちゃの博物館・本館」
常磐線の七不思議、線路脇に見えるティラノサウルスとマンモス像に会いにいきました! 常磐線の線路脇にいる恐竜(茨城県日立市)
「常磐線が東海駅から大甕(おおみか)駅に向かう途中、久慈川を渡り、茂宮川を渡ったすぐ、進行方向の左側に恐竜やマンモスがいる!」  昔から常磐線を使う人たちの間でうわさがあった場所に行ってみました。


■ 場所は、常磐線 東海駅と大甕駅の間の線路脇・・・・

恐竜やマンモスのいる場所は道路から少し離れているのでGoogleマップに情報がなく、写真もありません。

先日のテレビ放送やGoogleマップの航空写真、いつも情報をたくさんいただくパトリックさんからも場所の情報をいただき、恐竜やマンモスは東海駅から大甕駅に向かう常磐線が茂宮川を渡った所から久慈街道踏切までの間の線路の左側の場所にいることが分かりました。

久慈街道踏切からだと目指す場所に行けそうな人が歩ける道があるようなので、久慈街道踏切から攻めてみました。


■ 久慈街道踏切から探検開始!

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

久慈街道踏切に到着


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

踏切から東海駅方向を見たところで、線路の部分は周りの土地よりも高く、高速道路のように続いています。

線路のずっと先に東海駅があり、向こうから走ってくる常磐線は久慈川を渡り、茂宮川を渡り、線路が大きく左に曲がり、この踏切を越えて大甕駅に向かいます。

不思議な恐竜やマンモスはこのあたりの線路の右側にいるはず!


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

線路脇に人なら通れる道があるので進んでみましょう。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

この辺りは踏み固められて道になってますね。地元の人たちが日常的に使っているようです。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ちょっと分かりにくいんですが、道がこの先で分岐します。なんとなく踏み固められていて右下の住宅地に続く道と、そのまままっすぐ進む細い道。まだ恐竜もマンモスも出てこないので、まっすぐ先に進みましょう!


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

あらら・・・・・。いっきに草ボウボウの空き地の中のけもの道みたいに!

ここから先は、ほとんど人が通らないようで道はより狭く、繁り放題の草は枯れて花粉がすごそう・・・。実は館長は高いところと虫が大の苦手なので、ここから先は覚悟がいる! ・・・恐竜に会いに行く目的がなければ絶対に来ない場所だなぁ・・・・。嫌だなぁ、入りたくないなぁ・・・・

気合いを入れて進んだら・・・・・


■ マンモスか???

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

一気に細くなったけもの道の右側にある木の下に、赤や青の大きな何かが木や草に埋もれている!
 

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

これがマンモスらしい!


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ここからは目を凝らして、想像力も使ってご覧ください。

中央の青色だか赤色だかのかたまりがマンモスの本体で、写真はマンモスの右側を前から見たポジションです。草に埋もれてほとんど見えないんですが、白っぽいキバのような物が右下に伸びています。 キバでなく鼻か?

かなり大きくて現代のゾウと同じくらいの大きなかな? ただしマンモスが建っている場所はがけの傾斜面みたいで、足元もよく見えないので、像の高さもよくわからず、これ以上近寄れません・・・。写真もこれしか撮れません・・・・。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ほかのネット記事の写真をもとに描いたマンモスのイラストがこちら。自然に埋もれていない頃はこんな感じだったようで、この姿がすぐ左横のフェンスの先を通過する常磐線車内からチラッと見えたんですね!

・ ・ ・ ・ ・

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

今はこんな感じなので、常磐線の車内からこの像を見つけるのは至難の業でしょう。


あたりに他の像は見当たらないので、先に進むか・・・。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ここから先はなお道が狭く、嫌だなぁ・・・。意を決して進むと・・・・


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

何やら恐竜らしいものが見えました。


■ ティラノサウルス発見!!!

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ティラノサウルスってこれですね。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

こちらはあまり草にはおおわれていませんが、素材そのものの劣化が進み、ボロボロ・・・。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

第一印象はミイラっぽい。かなり不気味です。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

内部は発泡スチロールで、そのまわりに何かが張り付けられ、何重にも塗装されているようなんですが、傷みが激しい。触れる勇気も、すぐ近くで見る勇気もないので、何でできているかはよくわからない・・・・。

像の大きさは長さ7m、高さ2mほど、実際のティラノサウルスの1/2~1/3ほどの大きさかな?


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

まだ元気だった頃のティラノサウスはこんな感じだったのでしょう!

・ ・ ・ ・ ・

ネット記事をいろいろ見たらほかにもステゴサウルスのような残骸やプテラノドンの残骸もあったらしいのですが、それらはどこにも見当たらない。ティラノサウルスがある場所から10mくらいはさらに先に進めるのですが、それから先はヤブをかき分けないと入れないので、断念してUターンします。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

入れた一番奥から、入ってきた久慈街道踏切方向を見たところ。ティラノサウルスがちょっと見えています。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

ティラノサウルスを通り過すぎ・・・・


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

マンモスの前を通り過すぎ・・・・

道が分岐する所まで戻ったので、下の住宅地に行ってみました。


■ 海抜1mの土地と堤防の役目ももった常磐線の線路

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

この写真は住宅地に降りて、振り返って撮った写真。

奥の高くなっている所が常磐線の線路で、土の道の右側の先にマンモスやティラノ像があり、左の先に久慈街道踏切があります。中央の坂を下りると地元の住宅地になります。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

降りた先はのんびりした至って普通の住宅地。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

海抜1mの表示あり。

この場所は海(太平洋)からも近く、かつ、茂宮川の河原にも近い場所です。2011年の東日本大震災の時は津波が茂宮川を逆流し、周囲に大きな被害を出した場所のようです。

そういえば常磐線が明治時代に作られたとき、鉄道の線路の役目だけでなく、海からの水害を防ぐための堤防としての役目も持たせた、と聞いたことがあります。確かにこのあたりの常磐線の線路が通っている場所は周囲の土地から5mほど盛土され、長い堤防のようになっています。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

テレビでやっていた恐竜やマンモス像の作者さんのお家かな? きっとどなたも住まなくなってしばらくたっている感じです。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

住宅地から恐竜やマンモスがいる場所に行く道は他にはないようなので、降りてきた道を戻り、堤防の役目をしている常磐線の線路脇の道に戻りましょう。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

線路脇の道に登る途中、ヤブを見上げたら、薄っすらとマンモス像(赤丸の中)が見えてました。


常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

堤防の役目を持った常磐線線路脇の道に戻りましょう。


■ 探検終了!

常磐線、東海駅と大甕駅の間の恐竜像

久慈街道踏切に到着、探検終了です。

久慈街道踏切のすぐ横、久慈街道を整備したときにできた切通があり、地層が見えてます。

地元のアマチュア作者さんが恐竜やマンモス像を作って自分の土地に置いたのも、もしかしたらこんな太古の歴史を感じる地層からインスピレーションを得たのかも知れませんね・・・・・。

・ ・ ・ ・ ・

常磐線から見える不思議な恐竜像。どんどん朽ちていく途中で、まったく分からなくなる前に記録するため、会いに来ました。

ティラノサウルスは今でも常磐線車内から目視できそう! 東海駅と大甕駅の間で一瞬ですが見えるので、常磐線車内から探してみてください! 見えたらラッキー!


館長
常磐線の線路脇にいる恐竜(茨城県日立市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 常磐線の七不思議、線路脇に見えるティラノサウルスとマンモス像に会いにいきました!

■ HP等:常磐線の線路脇にいる恐竜
■ 所在地:茨城県日立市久慈町5丁目51-23 付近
■ 緯度経度:36.49280595728657, 140.607667134105
■ 交通:JR常磐線・大甕駅から2.9km
■ 恐竜像:手作りのティラノサウルスとマンモス
■ Googleマップ:開く


■恐竜おもちゃの博物館 TOP
■日本全国恐竜公園ガイド(全国版)
■日本全国恐竜公園ガイド(茨城県)常磐線の線路脇にいる恐竜


次はどの恐竜公園を偵察に行くのか? 皆さんのお近くにも恐竜公園や恐竜オブジェがあったら、館長のメールまでデジカメ写真と情報をください! 皆さんからの恐竜公園情報も待ってます! 公園の場所や名前も教えてくださいね。情報はこちらへ



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テーマ:恐竜おもちゃの発掘記 - ジャンル:趣味・実用


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