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 館長の恐竜おもちゃ発掘記(ブログ)
恐竜おもちゃの博物館
恐竜倶楽部 No.431
 "恐竜おもちゃの博物館" は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。
 最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!


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恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)

Author:恐竜おもちゃの博物館の館長です(恐竜倶楽部 No.431)
"恐竜おもちゃの博物館"は館長が趣味で集めた恐竜や古生物のおもちゃを公開するバーチャル博物館として1998年に始まりました。最近は恐竜おもちゃよりも、恐竜文化の周辺情報に興味の中心が変わりつつありますが、恐竜が好きな皆さんと一緒にこれからも恐竜文化を楽しもうと思います!



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「恐竜おもちゃの博物館・本館」
1965年オープンのアドベンチャーランド・恐竜大洞窟の古生物たち、頑張って生き延びています! ジャパンスネークセンター(群馬県 太田市)
■ ジャパンスネークセンター(群馬県 太田市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】
 
「日本全国恐竜公園ガイド(群馬県)」で紹介している「ジャパンスネークセンター」、季節のイベントとして「ナイトツアー」が開催されるそうで、夏の時の写真 野生児課長さん から提供していただきました。

ジャパンスネークセンターにいる古生物たちは1965年オープンのアドベンチャーランド・恐竜大洞窟の古生物の生き残りです。落盤の危険があるため、・恐竜大洞窟が閉鎖されたのち、一部の古生物は救出され、園内の別の場所で展示されました。

誕生からまもなく還暦(60歳)の古生物たち。野生児課長さんからいただいた最近の写真、プラス、2015年に館長が訪問した時の写真で、生き残り古生物をまとめておきましょう!


■ ナイトツアーの時の古生物たち

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
写真提供:野生児課長 さん

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
写真提供:野生児課長 さん

恐竜大洞窟から救出された古生物たちは、スネークセンターの熱帯蛇類温室の2階に住んでいます。なかなかお疲れのようですが、まだ頑張っていますね! 


アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
写真提供:野生児課長 さん
(スチラコサウルス)

スチラコサウルスは頭の周りのフリルから大きな角が何本も生えている恐竜ですが、ここのスチラコサウルスの姿はとってもユニーク。フリルから生えている角がクジャクの羽みたいです・・・。


アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
写真提供:野生児課長 さん
(サルトプス)

サルトプスは初期の恐竜が出現した三畳紀後期にいた古生物。

アドベンチャーランド・恐竜大洞窟に限らず、当時、この手の施設は地球の歴史を勉強する施設として、先カンブリア紀から新生代まで地球の歴史に登場して絶滅した生物たちを展示していたので、ここも地質時代を代表する古生物の模型が展示されていたんですね。

たぶん、アドベンチャーランド・恐竜大洞窟の時は時代順に並んでいたのではないかと思いますが、救出された移転先ではとりあえず並べられたようで、時代はバラバラ。古生物によっては壊れたり部品が取れたりもしているので、おかしな姿になっているものもありますね。


■ スネークセンターに残っている恐竜大洞窟の跡地。もともとは・・・・

現在ジャパンスネークセンターがある敷地内に閉鎖された洞窟があります。この洞窟は1955(昭和30)年代に閉鎖されたかつての石切場です。

この石切場跡の洞窟は陶陶酒製造(株)が陶陶酒のタル貯蔵庫として使ったり、1965(昭和40)年には群馬アドベンチャーランドという恐竜テーマパークがオープン、「恐竜大洞窟」という名前のアトラクションで、恐竜や古生物の模型が飾られていました。

1990年代に落盤により「恐竜大洞窟」は閉鎖。アドベンチャーランドの恐竜大洞窟は廃墟状態&危険なので一般の人は入れませんが、恐竜大洞窟で展示されていた壁画や古生物像の一部は熱帯蛇類温室の2階で会うことができます。

と、ここまでは以前のブログのおさらいですが・・・・

これ以降の写真はかつて館長が訪問した時に記録しました。。。

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち

閉鎖された洞窟の入り口。入り口は数か所あります。閉鎖された以降は危険なので一般の人は入れません。もちろん館長も許可を得ていないので、外から暗い洞窟の中をのぞくだけです。


アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち

陶陶酒など薬酒の保存のための甕(かめ)なのかな? 容器が並んでいました。


アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち

閉鎖されたフェンスの先をデジカメで撮ったら、大きな恐竜像があるのが見えました。

恐竜大洞窟には大きな恐竜像もたくさんあったようですが、それらは引っ越しができなかったようで、そのまま現地に置かれ、一般の方は見られない状態でひっそりと生きているようです。


■ ここからは熱帯蛇類温室の2階で見られる古生物たち

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(ステゴサウルス)

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(プロトケラトプスの親と巣の卵たち)

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(セイムリア)

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(これもセイムリア)

セイムリア(シームリア)は古生代ペルム紀なので恐竜が繁栄したよりもずっと前、海で生まれた生命が進化して上陸したころの古生物ですね。


アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(たぶん・・・クサリサンゴ)

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(スプリギナ?)

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(直角貝)

タコなど頭足類のなかまで長くてまっすぐな硬い殻の中にやわらかいからだが入っている。たぶん、展示されていたときは手足が生えていたのでしょう。それらは取れちゃっているので、三角帽子をかぶったドクロみたいに見えますが。。。。


アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(誰?)

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(誰?)

このあたりは古生代カンブリア紀~ペルム紀の海に住んでいた代表的な生き物の模型だと思いますが、説明書きがないので、何のつもりだったのかはわからない・・・。これらの模型が作られたころと現在考えられている復元像も違っているはずなので、ますますわからない。。。。


アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(ディメトロドン)

アドベンチャーランド・大洞窟の古生物たち
(プテラノドン)

・ ・ ・ ・ ・

昭和レトロな古生物像ですね。現在は世界の珍しい蛇を研究・飼育・展示しているジャパンスネークセンターなので、なぜ恐竜や古生物像があるのか不思議に思う方が大半と思いますが、かつてここにアドベンチャーランド・恐竜大洞窟があり、60年も前に作られた模型なんだと知ると、なんだか大切にしたくなりますね。

発砲スチロールの表面にガラス繊維とプラスチック樹脂を塗って作った模型なので、あまり触らなければこれからも長生きできそうですね。

野生児課長さん、ナイトツアーの時に写真、ありがとうございました! またよろしくお願いします。


館長
ジャパンスネークセンター(群馬県 太田市)【恐竜公園・博物館・恐竜展の訪問記】 1965年オープンのアドベンチャーランド・恐竜大洞窟の古生物たち、頑張って生き延びています!

■ HP等:ジャパンスネークセンター
■ 所在地:群馬県太田市藪塚町3318
■ 緯度経度:36.362005970215705, 139.3220027947204
■ 交通:東武桐生線・藪塚駅から1.1km
■ 電話:0277-78-5193
■ 恐竜像:群馬アドベンチャーランドの生き残り、恐竜像たち
■ Googleマップ:開く
■ ストリートビュー:開く
■ ジャパンスネークセンターまとめ:開く


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■日本全国恐竜公園ガイド(全国版)
■日本全国恐竜公園ガイド(群馬県)ジャパンスネークセンター


次はどの恐竜公園を偵察に行くのか? 皆さんのお近くにも恐竜公園や恐竜オブジェがあったら、館長のメールまでデジカメ写真と情報をください! 皆さんからの恐竜公園情報も待ってます! 公園の場所や名前も教えてくださいね。情報はこちらへ



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テーマ:恐竜おもちゃの発掘記 - ジャンル:趣味・実用


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